地番と住居表示 【カテゴリ:不動産マメ知識】
法務局で取る登記簿謄本に表示されているのが「地番」。住民票の住所は「住居表示」。なぜ同じ土地を表すのに2通りの表記が必要になってきたのかついて説明します。
(例)
朝日町1234番の地域には枝番が100まであるとします。
朝日町1234番3の土地を3筆に分筆しABCの各3人に売却します。
すると登記される地番は以下のようになります。
Aさん:朝日町1234番3(←以前からある地番)
Bさん:朝日町1234番101(←新しい地番)
Cさん:朝日町1234番102(←新しい地番)
不思議な感じがしませんか?AさんBさんはお隣さん同士なのに100近く地番が離れてしまいました。でも仕方ないのです。その番地の枝番は100まで使われているので使われていないものを新たに継ぎ足す以外方法はないのです。
でもこれでは日常生活に支障が出ます。お隣さん同士なのに地番が連続していない・・。まあ、郵便屋さんが一番困るかもしれないですね。
このような理由から住居表示の必要性が大きくなってきました。住居表示は原則として連番です。抜け番や枝番が発生することはないので容易に目的地を知ることが可能なのです。
住居表示地域に長く住んでいる人、特にアパート住まいの人は地番の存在すら知らずにいることが多いです。地番は土地の「権利」に大きく関わっています。ですので土地所有者や司法書士、そして不動産業者は取引の際には強く意識しています。
日時:2008年11月20日 10:00

