プロのノウハウ 【カテゴリ:不動産マメ知識】
あるFC本部の方、(仮にAさんとします)に小規模店舗候補としての物件を数箇所ご案内しました。オーナーから推薦のあったものを査定するのがAさんの仕事です。コチラも不動産のプロですのでいわゆる路面店について適当と思われる候補を調べ紹介したわけです。道すがらAさんは各物件について利点・欠点を詳細に説明してくれました。
そこで見えてきたのは一言で路面店と言っても商品と客層によって適不適が冷徹に分かれてしまうことです。別の言い方をすると同じ物件でも適する商売と適さない商売があるのです。私が内心「どうかなあ」と思う物件がAさんによると理想的な物件だったり、イチオシと思っていたのがあまりよくなかったりしました。
FCの商品はテイクアウト専門で商品単価が比較的低額です。その関係で物件の周りにある「似た商品」の単価が非常に重要な要素となります。同一商品でなくても「ジャンル」が同じであれば比較対象です。そのジャンルの商品を扱う店が流行っていてかつ自分の商品より低価格であれば候補から外します。
また店舗位置が信号の手前か先かも重要です。信号の先が理想です。信号待ちをしているドライバーは周りを見るので店舗に興味を示した場合は青になると寄ってくれます。路肩の広さも大切です。一時停車しやすくなるからです。車の平均速度は高すぎてはいけません。
面白かったのは都市と田舎でみる客単価の違いです。都市は客数は多いですが単価は低く、田舎はその逆です。世帯あたりの人数と競合店の存在が要因となります。
まだまだためになるノウハウがあります。不動産の仕事を通じ他業種のプロから教えてもらったことは自分の新しい財産になります。
日時:2009年06月05日 01:21

